開発プロジェクトでリーダーの役割を担う管理職は、これから部下に海外技術者を持つ機会も増えてくるでしょう。
その理由として、日本国内のIT業界では、海外技術者が活躍する事例が増加傾向にあるからです。
しかし、これまであまり外国人と接した経験のない管理職は、どのように海外技術者と接すれば良いのかわからないこともあるかもしれません。
たとえば、インド人エンジニアの上司として仕事をすることになった場合、その対処法を知っておいた方が安心です。
インド人エンジニアは、日本人技術者に負けず劣らず優秀な人材が少なくありません。
そのため、彼らが持つ開発能力をうまく引き出すことができれば、プロジェクトの大きなプラスになるでしょう。
そこでプロジェクトリーダーのような開発現場の上司として必要な配慮に、彼らが働きやすい環境を作る心がけが挙げられます。
海外から来日した外国人たちは、日本でのコミュニケーションに慣れていないことが多く孤立しがちです。
そうした状況になった場合には、プロジェクトリーダーが積極的にコミュニケーションを促す必要があります。
結果としてインド人エンジニアが持つ能力を引き出し、活躍をバックアップできるでしょう。
また、インド人エンジニアとのコミュニケーションをスムーズに行うため、彼らが生まれ育った国についての理解を深めることも大切です。
海外技術者は、日本での文化のギャップに悩みを抱え、本来の実力が発揮できていない可能性もあります。
彼らの悩みの相談相手になるには、彼ら自身の文化をまずは理解することが欠かせません。